Future Daze編集部独自記事。
『リリカル・グラフィティ』
歌詞訳/解説などやってます!



マイケル・ジャクソンが亡くなったのは去年である。今頃である。
そりゃーショックだった。私はやられましたよ。とほほでした。
80‘sキッズなら気持ちを分かってくれるんじゃないかと。
当時、頭のヤーカイ部分でどっぷり浸かっちゃいましたからね。


さて、マイケル・ジャクソンに関する気持ちが残念無念!から転じたのは
去年の終わりぐらいに上映されて観に行った“This Is It !”からです。
“This is It”は映画名ですが、もともとは同名の曲です。
それがデモテープとなり、長らくお蔵入りとなりました。
死後、関係者&家族のL.O.V.E.により掘り出され、そしてスタジオ・ワークの魔術で蘇ったんです。


私は映画を観た時に感動しちゃい、訳した文章をシンノスケにデザインして貰いました。
それが仕上がってから何故かこれもお蔵入り。全て私のせいです。
それを再発掘してきました。配信するタイミングこそナウです。

下にあるのがそれだから歌詞もぜひ読んでください。
ピュア&ダイレクトな、いいリリックなんです。


マイケル・ジャクソンは仮面なんか被ってなかったんだぜっと!


↑クリックするととっても大きくなる。よーく見るとマイケル・ジャクソンの略歴なんかもあるよおにぎり

<訳/文=片桐聡>



LyRiCaL GrAfItTi    :    『マイケル・ジャクソン 一周忌!ちょいと過ぎ。』 
                                                 



いよいよ2010FIFAワールドカップ開幕!
ビール片手にサッカー観戦したいですが
ちょいとその前に一瞬現地ピーポーを想像してみようか。



昨日カメルーン代表のエトーがインタビューで
「私たちは勝つことでアフリカを地図の上に載せるんだ」
というようなことを言ってた。
言ってる時の目つきがマジB-Boyやったし日頃じゃお見受けしない、しぶとく生き残ろうとするパワーを感じました。





さてさて今回は南アフリカチーム代表!
レタ・ムブル!!

時には母のない子のように』と言っといて
やっぱり音楽はママ・アフリカさ!



<歌詞>

グルーヴして何が悪い!
女の子が少しぐらい浮かれたっていいじゃない!
いちいちかくれんぼする必要もないじゃない!

何を恐れてるのかしら
出口くらいどこかに見つかる!
いちいちこき下ろさなくなくてもいいのよ!

なんであなたはいつもゲスに首をつっこむわけ!
あなたの名前007?
何を覗きこんでるわけ?
自分がどこにいるかごまかしてるの。嘘つきさん!

羽をのばして何が悪い!叫んで何が悪い!
生きて何が悪い!生きて何が悪い!!
私がグルーヴして裏でこそこそ言ってるの何よ?!
何を恥ずかしがってるの?

何を探り入れてるの?
あなた007?
何のぞき見してるの!
どこにいるつもりか分かってるのかしら

調子に乗って何が悪い 吠えて何が悪い 生きて何が悪い

生きて何が悪い




<Lyrics>

What is wrong with groovin’?
Can’t a girl have a little happy?
Without any hide and seek

What is that your risking for?
Surely there must be another way out!
They don’t have to put me down

Why do they call on me around
Just like their name was 007?
What are they peeping?
Are they fooling where are they at?

What is wrong with grooving?
What is wrong with wailing?
What is wrong with living?

What is wrong with living?
What is all this talk about my grooving?
What is that your risking for?

Why do they call on me around
Just like their name was 007?
What are they peeping?
Are they fooling where are they at?

What is wrong with grooving?
What is wrong with wailing?
What is wrong with living?
What is that their risking for?





Letta Mbulu(1942- )
1991年、アパルトヘイト・ユニティー・フェステイバルでの記録的パフォーマンスによりレタ・ンブルは母国へ輝かしい生還を成し遂げた。四半世紀以上前、アパルト・ヘイトにより亡命を余儀なくされたムブルは十代で南アフリカの記念碑的ミュージカル『キング・コング(1960年)』に出演し、以後南アフリカで最も著名なヴォーカリストとして名を馳せた。今までにキャノンボール・アダレイ、マイケル・ジャクソンとも共演してきた。映画音楽も手掛けており、『12月の熱い涙(1973年)』や『カラーパープル(1985年)』で楽曲提供しており、大作テレビドラマ『ルーツ(1977年)』では冒頭のタイトル・トラックの他、ほとんどのアフリカン・ミュージックのパートで歌っている。

<文・訳=片桐聡>





LyRiCaL GrAfItTi    :    『グルーヴして何が悪い!?生きて何が悪い!?』 
                                                 



FUTURE DAZE が歌詞訳などなど連載していきます。
さて今回のトピックは!
いよいよ「2PAC」ことトゥパック・アマル・シャクール!!



「上を向いていようよ」とシスターたちにラップする2パック
ニューヨーク・ゲットーの貧しい母子家庭に育った2パックによる女性賛歌だ。



生活保護を受けたお母さんの苦しみとそれに支えられた2パックをストレートにラップする自伝でもある。
子供をつくっといて若い母親をペットみたいに
どっかに放り出してる野郎こそ外道

繰り広げられるのは黒人公民権運動的、ディープ・リリック。
女をただのビアッチ扱いしない。心底ラブし理解し、またオメコの汁で飯食うとるって言う表裏一体感も持ちあわせる。ここが一際違う。


昔、マービン・ゲイがよくオレに歌いかけてくれた
黒人が一番カッコいいって気分になれた
するとゲットーもそんなにつらくない
楽じゃないが食べてく分位、分けれた
門限にケリをいれ、規則を破り
地元の仲間とライター回す ノリでサイファーがはじまる
その時、気づいた 母ちゃんが今までしてくれたこと

というような目に浮かぶ情景もある。
“Keep Ya Head Up” 全体の歌詞は2パックのマジ、ライフストーリーだし、恐らくラップ史上で相当エポックメイキングな詞。その真理、人生と韻の絡みがノーベル賞級なので現在は訳す責任を放棄!
興味ある方はぜひネットに出てるのでチェックしてください。




ところでこのいつまでも耳に残るサビはどんな歌なんだろう。マービン・ゲイに話しかけられる2パックがブラック・カルチャーに敬意を表さないわけがねー。


“O-o-h Child”はシカゴソウルのファミリーグループ、Five Stair Stepsが1970年にブッダレーベルからリリースした曲。
Five Stair StepsはJackson 5に先行する、本当の“ファミリーバンド”だ。




バンドを組織した親父のクラレンス・バークはシカゴ警察の探偵だった。バンドではベースを担当。



カヴァーが数多く存在し、長年R&B界で大事にされてきたナンバーだ。時代が必要としてた歌が突然、産まれちゃった感だろう。



このヴァージョンもとてもいい。”Over The Edge”っていうフランス人監督によるアメリカン・キッズ反抗映画。ドラッグ・アルコール&セックスでやつれた郊外型シノプシス。日本で出てるかは知らないやジュース
シンガーはジェームズ・テイーラーやジャクソン・ブラウンのバックコーラスも務めたらしいヴァレリー・カーター。納得。白人キッズだって苦しんでるんでい。



こちとらJacksons代表!(1:50)あたりからサビ入り。






ニーナ・シモン先生のも!流石。
O-o-h child things are gonna get easier
O-o-h child things 'll get brighter
O-o-h child things are gonna get easier
O-o-h child things 'll get brighter


From The Song “Ooh Child”



シロップ調、最近のテイク。
「よー、ねーちゃん甥からのメッセージだよ〜」っていう軽いギャグ・イントロ入り。



こっちはデスティニーズ・チャイルド感動のライブから。鳥肌もんよ。さ、ご一緒に!

Some day we'll put it together and we'll get all done
Some day when the world is much lighter
Some day we'll walk in the rays of the beautiful sun
Some day when the world is much lighter


From The Song “Ooh Child”




そういういえば、"Keep Ya head Up"をラップした2パックはゲットーで世話になったハスラーたちの舎弟ファミリー意識から(男!)サグ道に駆け込み、末法で極道のオトシマエいうもんを食らうが、その輪廻の外でこのメロディは限りなく無限に近いループだろう。

溜息の変わりに出る歌はやっぱり上向き加減。

<文:片桐 聡>


2パック(2Pac 本名:トゥパック・アマル・シャクール(Tupac Amaru Shakur) 1971年6月16日 - 1996年9月13日)は、アメリカ合衆国ヒップホップMC、俳優である。ニューヨーク市マンハッタン区ハーレム地区出身、アフリカン・アメリカン。「トゥパック・アマル」は、古代インカ語で「輝ける龍」の意味(インカ帝国最後の皇帝トゥパク・アマルと、彼の2代目を自称し反乱を起こしたホセ・ガブリエル・コンドルカンキ(トゥパク・アマル2世)の名前から)。身長180cm。

LyRiCaL GrAfItTi    :    『ああ、子供らよ聴いておるのか編』 
                                                 

リリカル・グラフィティ。
FUTURE DAZEがニューヨーク最新のラッパーのリリックを紹介。


MELO X

ブルックリンのMC。



LET IT GO  



Breathe a little
はいて 少しだけ 息を吸って
Let it let it let it breathe a little
呼吸して
Stop and let it breathe a little
止めて また吸って


My train just passed
So as I wait for another this is the rhyme that I uttered
電車に乗り遅れたから 
次のを待つあいだに このリリックを書いた


It’s more than having the world in my hands
It’s like the galaxies are spread across this baby grand
So as we expand together for better or worse
I create music for the U and I verse
それは世界を手に入れるよりも 大きく
宇宙が背後で広がっていくようだ
だから不幸か幸か 俺らが一緒に成長していくように
この銀河の中 君(U)と俺(I)は音楽を作ってく


Seems like a blessing but it’s also a curse
But I’m deep in depression as the time that it works
My best material is written when everything is pivotal
Each thought is critical it’s like the tears from my eyes
Rains on the pains and becomes a little vacation
For the thoughts on my brains
恵みのようであり 呪いでもある
ライム中 鬱なことだってある
重病なくらい落ち込んでる時 一番いいリリックが書けるんだ




Go go breathe a little
外に少し出て
Stop and let it breathe a little
止まって 息を吸いに行った
Let it flow let it breathe a little
フローにまかせて 吸って
Make sure everything’s alright
次の電車に
You nearly missed your flight
乗り遅れないようにしないとな





LyRiCaL GrAfItTi    :    『Let It 〜Melo X〜』 
                                                 


MeLo-X ブルックリンのMC・DJ B-Boy
2010年 WOW/NOW Records "LTYS"にフィーチャー。




LyRiCaL GrAfItTi    :    『MeLo-X』 
                                                 


Theophilus London − ブルックリンのMC








LyRiCaL GrAfItTi    :    『Theophilus London』 
                                                 


リリカル・グラフィティ ・ ・ ・ 最新のラップ詩 − 訳 by SATOSHI KATAGIRI カタギリサトシ



ENJOY THE SUN
太陽を楽しめ


Smooth Lover whom Other
愛しい人や
New Color Cool brother
新しく会う人、クールなブラザーたちが
Two Summers drew numbers
二回過ぎていった夏 集まり、去って行った
Flew under new bumers new comers new summers
放浪者、来客者たちが そして新しい夏が来る
They loose They Are
だらしなく 気にしてる様子もない

They part ain’t just in it I depart in it start gimmicks
Smart idiots have part in a minute like the lies and
The cheat that come with the senate

別れ 係ることもなく また旅立ち からくりまがいの生活を送り 
都民選挙の嘘ばかりつく政治家のように、人をだまし 
賢いアホのように 一分間だけ変身し
I’m a be raw me raw be than authorizes
Go on he he foresee the light
That make water at hand make bread make my man
But not my nigga but you’re my fan get it?

しかし俺は公認であるよりも 生でRAW
次に進もうとして光を浴びる
水を作る 手でパンをこねる 手で蝋のように人を作る
でもお前らは作れない だってお前らはもう俺のファンだろ
We cousin all brothers something from colors energy and all sorts of jungles
With bagged and ports sit sit down on my porch
Devours my court or in your fin or already for the in crowd
Fume it out loud I’m black and I’m proud not race I mean space I faith I mean grace of maze One

俺らは本当は兄弟でブラザーで 色とりどりのエネルギーや都会のジャングルで成り立っている
酔っ払いや様々な通過点がある中、家の屋根の下の椅子に座って展示場のように観客を貪り、食い、風上にも置けない排他集団のために
煙を吐き出す 俺は黒人でそれを誇りにしてる いやつまり人種でもなく、信念のために、恩恵のために、この迷路の中で

So sit around and enjoy the sun
I just love everyone baby I’m glad you come
Dance with me

座って太陽の光を浴びよう
本当は好きなんだ 人が
君が来てくれてうれしいんだ
だから一緒に踊ろう

Sleepness nights teach us freight
We do whatever you say
You say kill we go kill and wait until the sky goes gray
Most of the villages they never make it out
They just stuck in them caves
And one out of many will climb to the top I guess I must have been brave

眠れない夜が恐怖を教える
君らが言ったことを俺らやってるだけだよ
殺せと言ったら殺すし 空が灰色に変わるのを眺めるだけだ
ほとんどの村々はこの状態から抜け出せない
洞窟に閉じ込められてるだけ
だが勇気のある奴だけが抜け出てくる

So sit around and enjoy the sun
I just love everyone baby I’m glad you come
Dance with me

だからここに座って太陽の光を浴びよう
人が好きなんだ 君が来てくれたことがうれしい
一緒に踊ろう



LyRiCaL GrAfItTi    :    『LTYS 〜Enjoy The Sun〜』